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古くなった洗面台の取替工事をさせていただきました。

ものを大切に使われるお客様。
長年使い続けた洗面台が傷んできたので、この機会にお取替えとなりました。



取り替えとなる洗面台には、こちらの杉の一枚板を贅沢に使います!
厚さ4センチほどあり、“木の耳”と呼ばれる木肌の凸凹をあえて残した
木の質感を最大限に感じさせてくれる一品です。
一体どんな洗面台となるのでしょうか。ワクワク。



まずは洗面台とタイルを取り払い、
水道管のみ通ったまっさらな状態にします。




タイル面の穴をしっかりと塞ぎ、洗面台と枠を組み立てていきます。

ここであの杉の一枚板が登場!
天板と収納の枠として使われています。
とっても贅沢な造りです^_^



洗面ボウルも取り付け、完成に近づいてきました!

《 見所ポイント1 》
天板・枠として使っている、厚みのある杉の一枚板。
手前側の縁は木肌をそのまま使っているため、木材の迫力や息遣いを感じさせ、
自然と手を触れていたくなる洗面台となりました。



《 見所ポイント2 》
洗面台の角にご注目!キレイに木目が繋がっていますね。
貴重な杉の一枚板。ただ切って打ち付けたんでは勿体ない!ということで、
木の耳と言われる木の皮が付いていた肌の凹凸をあえて縁に残し、
また角の部分は板を斜めにカットし木目の模様を繋ぐという、見た目の美しさを重視した施工を施しています。



こういった何気ない部分に大工さんの技術が光り
他にはない、お客様だけの洗面台が出来上がりました。
ものを大切にされるお客様のお住まいで永く愛されながら使われてほしいと思います。