思い出に新たな未来を重ねて ーデッキと小庭を楽しむ家ー
海外風で一見お店のようなへの字型の外観。
ハリケーンの多いアメリカ・カリフォルニアで生まれた耐久性のある自然石粒仕上げの屋根材を利用。
比較的厳しい建築制限のある準防火地域の規制をクリアしつつ、おしゃれにこだわりを詰め込んだ住宅です。
敷地にはカーポートとお庭のフェンスも設置し、室内が見えることなくほどよく目隠しされるよう計画しました。
玄関ポーチとデッキをつなぎ、軒を出すことで雨や日差しも遮るちょうどいい屋外空間に。
南面はしっかりと軒を出し、夏の暑い日差しを遮り、室内の温度上昇を抑える効果で夏も快適に過ごせる設計です。
玄関はモルタル仕上げで、鍵やインテリアなどを飾れるカウンターを取り付けました。
玄関には大容量のシューズクロークを配置しました。仕切りを入れることでリビングと洗面の2方向へさり気なく行き先を分けています。
シューズクロークには衣類と靴など、それぞれをスッキリと収納できるように棚を設置しました。
玄関の一角に鍵などを置くカウンターを取り付けました。
小窓も取り付け、玄関に光を取り込みます。
トイレスペースにはシックなクロスを採用しました。
真鍮のペーパーホルダーやタオル掛でアンティーク調の素敵な雰囲気に。
屋根の形状を利用して勾配天井とし、1階と2階の空間をつなぎ、天井の高さを取ることでより広く感じ、開放感を演出。
階段を上がって、ホールには手すりを造作しました。木目に囲まれた素敵な空間です。
各所に収納棚を設け、片付けやすい間取りを考えました。
階段の壁面にはホワイトボードを取り付け、お便りやメッセージなどを残すことができます。
ダイニングの背面にはカウンターデスクと棚を造り付け、お子様の宿題やご両親の書き物などに使います。
暖房にペレットストーブを採用し、お住まい全体を温めます。
奥にパントリーを取り付け、必要なものがすぐに取り出せるストレスフリーなキッチンです。
パントリーは置きたい物の大きさに合わせて高さを変えられる可動棚にすることで、沢山のものを効率よく収納できます。
常用する家電は表に出してしまいたいものは収納できるように、キッチンの背面に棚を取り付けました。
キッチンからランドリースペースへの動線を短くつなぎ、家事の負担を軽減する間取りとしました。
ご家族との会話を楽しみながらお料理ができる対面式キッチン。
お子様が小さな間は1階層で生活が完結できるよう、また将来の事も考え、主寝室は1階に配置しました。
各室収納たっぷりで、屋根形状でできるデッドスペースも収納とすることで、家全体のスペースを無駄なく利用できます。
脱衣スペースにも棚を取り付け、着替えやストック品などを置けるようにしました。
毎日欠かせない洗濯物干しのスペースを広い4畳半とし、水回りを一直線の動線でつなぎ、日々の家事ストレスを軽減します。
階段下などのスペースを有効に使い、収納スペースとしました。
階段ホールには手すりを造作しました。
また壁面に本棚を取り付け、フリースペースとしても使えます。
勾配形状を利用した天井で、変化のある個性的な個室となりました。
お部屋の中が見えすぎないよう、窓位置を高めに設定しました。
吹き抜け構造により空気環境もつなぐことで家全体の温度ムラを少なくします。